歴史

(写真は1934年頃)

 慈光寺は、応永元年(1395年)大野城主であった一色満範公の開基で、鎌倉円覚寺ゆかりの清源和尚を開山様として招き創建する。また、弘法堂は大正7年(1918年)改築し、本堂は昭和38年(1963年)に再建する。
 本尊の聖観世音菩薩は創建時に仏師春日定朝に祈願し、四十二才の厄年だった定朝が一刀三礼入魂して作った像で、厄除観音として信仰される秘仏である。
 境内にある椎の木は開基、開山の手植えの木で樹齢六百年の古木である。